「英検®」は(公)日本英語検定協会の登録商標です
ここで、まずは英語教育の現状を、簡単にお伝えさせて頂きます。
「文部科学省はこの10年間で日本の英語教育を根本から改定しています」
遡ること10年前、まず手始めに、2011年度から小学5.6年生の英語を必修化にしました。
そして2020年までには小学3.4年生も英語必修化し、さらに5.6年生に
関しては「教科化」して成績評価する施策を進めて来ました。
一方で、中学生に関しては、2012年度から英語の教科書を平均20パーセン
ト難化させてきています。
さらに、新語総数を30パーセント以上増やし、文法では「助動詞+受身形」や、
「関係副詞と比較の応用表現」といった、高校の範囲が入ってきています。
これにより、高校入試も、小学5年生から中学3年生までの5年間の授業を前提
とした内容に拡げ、大きくハードルを上げてきているのが実情です。
さらには、高校生の英語授業も、2013年度から大きく難易度を上げました。
まず教科書の単語数を1.4倍に増やしています。加えて、英語の授業は英語で
行うことを基本方針とする旨、変更しています。
これにより、大学入試においても、英会話やリスニングを導入する計画を具体化
させ、4技能評価に完全にシフトしてきております。
今のようなグローバル化時代において、日本では「ゆとり教育」の名のもと、
諸外国に比べて学生の英語力の面 では、大きく遅れを取ってしまいました。
これを案じた日本政府は、2017年に文部科学省を通じて、『英語が使える日
本人育成のための長期的戦略構想』を発表致しました。
このように、日本人の「英語コミュニケーション能力の育成」は国家政策の重点強化
分野として位置づけられております!
この「戦略構想」の中では、中学校卒業段階で「英検3級程度」、高校卒業段階
で「英検準2級程度」の英語力が、基準目標として示されています。
入学試験に関しては、英検資格取得による優遇校は年々増加の一途を辿ってお
り、今では、公立、私立高校入試はもとより、大学統一入試、公立私立大入試と、
かなり広範囲の入試にて、「英検」「TOEIC」等の採用範囲が急拡大しています。
このように、英語力の高度化は日本全体の課題であり、早急にレベルUPしていく段階の
まさに過渡期にあるのが、現在の生徒たちの置かれた環境です。
英COMでは、今後の進路選択の幅を広げる為にも、生徒それぞれに応じた目標到達
レベルまでしっかりとサポート。
加えて、さらにワンランク上位の級に挑戦する生徒も根気良くバックアップし、
学生個々のスキル育成に努めております。
ご質問等ございましたら、下記よりお問合せ願います。
個別オリエンテーションを致しておりますので、ご希望される場合にはご連絡願います。
【2級合格中学生の言葉】3回受験したが上手くいかず当校入学。次の試験で合格されましたー豊中高校在学中
数多くの出題パターンにあたる事が、合格の可能性を高めます。
1. 短文の空所補充
2. 会話文の空所補充
3. 長文の語句空所補充
4. 長文の内容一致
5. 英作文
それでは、順を追って対策を考えてみたいと思います。
1.短文の空所補充
まず、語彙力に関しては、名詞、形容詞、動詞、副詞が基本となります。過去問は全てあたり、確実に押さえておく事が大切です。答えのみならず、出題された全ての単語は出来るだけ多く記憶しておきましょう。同じ単語が、繰り返し繰り返し、例年出題されています。
接頭辞と接尾辞などの知識は、未知の単語に出会った時に効果を発揮します。
また、自動詞と他動詞の区別も頻出、目的語の有無を意識するように学んでおくようにしてくださいね
単語は眺めているだけでは、なかなか記憶に残らないものです。知らなかった単語は、単語帳に追加して、反復練習しておく事は大切です。
文法に関しては、時制の一致(進行形、完了形)などや、不定詞、動名詞などは頻出です。
2.会話文の空所補充
二人の対話の中で、空所に文章を補います。
全体の文脈をつかむ事がポイントとなります。どこで(場所)どういった会話(テーマ)がなされているのか?そして、二人はどのような人物関係にあるのか?
家族、友人、他人同士など色々なパターンがあります。
これらの状況を把握しながら、解答を絞り込んでいきましょう。
また、空所の前までの流れだけでは、絞り込めない選択肢が混ざっている場合があります。
短い文章なので、最初から最後までをさっと読み流し、「自然」に入るものを選ぶようにします。
解答するためのヒントは、空所の後ろの文章に隠されている事が比較的多いので、ここをしっかりと確認してみてください。
文語には無い会話文ならではの簡潔な表現もあるので、過去問のパターンぐらいは、最低見ておきましょう。
3.長文の語句空所補充
は英語の総合力が問われているといっても良いでしょう。語彙力のみならず、文脈に合致しているか判断する、文法、語法、文脈把握力など、短期間では身につける事が難しい面があります。日常から数多くの英文を読みこなす事が大切です。
長文問題は、まず最初にタイトルを読み、文脈を把握しましょう。
出題は長い文章ながらも、空所があるのは2~3か所程度となります。空所の前後だけで解答が出来る場合も確かにありますが、段落ひとつをさっと読む事で、解答が確信へと変わる事が多いのも事実。特に、空所前後は慎重に読み進めましょう。
未知の単語に遭遇する事も多いかと思いますが、想像力を働かせて意味を推測する事が大切です。やはりこれも、多くの英文にあたるほど、力がついてまいります。
少々難しい単語が出題された場合には、意味を言い換えた文章が含まれている事もあります。
また、最近の長文問題では、手紙文や電子メール文が出る頻度が高まってきました。
電子メールの場合は、誰が誰に何の目的で送ったのか? をきちんと把握して解答しましょう。
4.長文の内容一致
読解問題では、単語、熟語、構文、文法などの細かな知識はもとより、トータルな英語力が評価されます。日常から過去問題はもとより、英語の短編小説などを、辞書を片手に読み進めてみるのも良いでしょう。
一度に全部の文章を読み流すと、最初の部分の記憶があいまいになってしまう事があります。段落ごとに設問を見て解答を探すという方法は、時間制限の中、出来るだけ短時間で正解にたどりつくテクニックのひとつです。
時間が余っている場合は、文章全体を一度読んでも構いませんが、段落ごとに解答する方法でも、正答率は確保出来るでしょう。
また、段落内の重要ポイントは、往々にして段落の冒頭に要約されている事が多いです。段落内の組み立て方に、過去問を通して慣れておきましょう。
5.英作文
自分の意見を英文で表現する「ライティング」問題が2017年より新たに導入されました。 高校、大学などの入学試験問題などでも「英作文」「口述テスト」などが増加しているという流れがあります。 準2級は50~60語を用いて、要点をコンパクトに短時間で書き上げる必要があります。 順番としては、まず最初にきちんと自己主張を行った後、2つの理由センテンスを記述します。 出来れば、それぞれ異なった2つの観点から、主張を支持する意見を書くと良いですね。 また、少し表現方法に変化をつけると、採点者の印象も変わってまいります。 配点も大きいパートですので、きちんと前もって準備しておきたいところです。 英COMでは、様々な想定問題を用意して、合格点を獲得できる表現力を養っております。
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